第18話 | BACK / 一覧 / NEXT |
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● ストーリー |
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光希は、茗子のことを考えると朝食も喉をとおらない。遊は、茗子とどうして接したらいいのか分からない光希にいつも通りにと話す。それでも不安な光希は遊に背中を押されるまで迷っていた。しかし、普通にあいさつを交わすとそんな不安は吹っ切れてしまった。
昼休み。光希たちがゲームで遊んでいるのをよそに、茗子は一人考え込んでいた。光希たちかと離れ一人図書室へ向かうが、そこは名村との思い出の場所。茗子の目から自然に涙が頬を伝っていた。
光希と銀太は茗子を元気づけようと、遊のいる店へ向かった。話が決まると、たまたま来ていた亜梨実も行きたいと言い始める。そして、その夜茗子にも話をしてOKを取り付けた。
日曜日・・・。大量のお弁当を作った光希は集合に遅れてしまった。牧場に着くと、まずは、お弁当。光希は先に出された亜梨実のお弁当に気まずくなってしまうが、それでも、銀太にせかされて仕方なく出す。一通り、お弁当が終わるとボートへ向かう。その後、いろいろと楽しんだ後、全員で馬の親子を見ながら、いろいろなことを話をしていた。その後・・・。
(きりたんさん)
ほわいとさんによる<<第18話ステータスレポート>>
亜梨実 ・・・ 遊のバイト先に突然登場。突然キッスはなかったよう。カリヨン牧場に強引についていく。 光希 ・・・ 馬をさわって、襲われる。カリヨン牧場で、修学旅行を思い出す。 茗子 ・・・ 謹慎も解けまわりのウワサのなかを登校。カリヨン牧場で 悟史 ・・・ 回想シーンでちょっと出てきただけ。 遊 ・・・ 光希ちゃんの作ったブキなおにぎりを食べる。光希ちゃんを襲う暴れ馬を止める。絶対カッコイー。 銀太 ・・・ 茗子を励ますために、カリヨン牧場へ遊びに行く事を提案。思いやりあるね。 六反田 ・・・ おかしい、カリヨン牧場にでてきても良さそうなのに、さては隠れて見ているな。 両親s ・・・ たぶん、光希ちゃんにお弁当の相談を受けたと思う。 なっちゃん ・・・ 広島へ行ってしまった。 桃井先生 ・・・ テニスのコーチをしながら、どことなく寂しそう。
● 感想 |
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■ママレ補完計画2より
ともちんさん 2002/02/13 (水) 11:20
第18話感想です。
前回までのシリアスムードは冒頭だけで終えて、
若者らしくさわやかグループ交際ですね。
といっても、カップル成立は遊と光希だけのようですが。
茗子の立ち直りの早さには感服致しました。
されど、それは表面だけで、本当はまだ一人涙していたのね。
それを分ってレジャーに誘う銀太は偉い!
名村のことについて教頭に立てついた時といい、
好きな子のためだけではなく、周りに気を配れて
威勢のいいところはホントいい奴って感じですね。
確かに、光希にはもったいないかも。
銀太が光希の所有物になってしまったら(言葉悪いですね)、
お子ちゃま光希の面倒に追われてしまって、
あの「いい奴」の部分は失われてしまうかも・・・。
まあ、そこまでは無いにしても、光希がお子ちゃまである以上、
余裕ぶっこいて光希の面倒も見つつ、全体も把握できる遊がベストかと。
それは別に暴れ馬(江戸時代か!)の件が証明するわけでもないのですが、
ああいった時に、「間に合わなかった」という現状と、
遊の胸で泣いてしまう光希を見てショック爆発な銀太でしょうが、
全てはサブタイトル「思い通りにならないね」が語っており、
遊と光希はますます接近し、銀太と亜梨実は薄々あきらめムードですね。
早くベストカップルが成立して欲しいものです。
CHOさん 2004/03/24 (水) 21:50
もうこの時から亜梨実は遊をあきらめてるような感じがしますね〜特に光希が泣いて遊に抱きつくあたりそんな表情をしていました。銀太もこのあとくらいからもう無理と自覚し始めてますね
せつないですね〜それにしても遊ってスゴイですね〜走ってくる馬にとびかかるんですよ。いくら好きな子があんな風に危なくなっても今の男は遊と同じことできますかね〜すっごくカッコいいですね(^_^)茗子は気丈に振舞ってるけどやっぱしまだ立ち直ってないですね。
大変だけど一日も早く立ち直って欲しいです。光希お前の双肩にかかってるゾ。
asukaさん 2004/11/15 (月) 20:09
最初の方は遊&亜梨実、光希&銀太って感じになってたのに、やっぱ最後には遊&光希ですね。
遊があばれ馬をとめるシーン。銀太も光希を助けに行ったのに、遊に先を越されて(?)すごくせつない(笑)
でも、私は遊&光希の組み合わせで早く付き合っちゃえばいいのにって思ってるので、最後遊が活躍できてよかった笑
この話もすごく好きなんだけど、少し絵が下手なような・・・(笑)
ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 19:48
好きな人には振り向いてもらえないし、好きじゃない人には告白される。なんてよくありますよね・・・ゆうとみき、なっちゃんとめいこ、銀太とありみさんがカップルになってハッピーになってほしいけど・・・
■ママレ補完計画より
ほわいとさん
今までなっちゃんの事で暗くなっていた話しも、なかったかのように明るい展開になったと思います。亜梨実、茗子のゴタゴタも一段落かたずいているせいもあるけど、本当に、今までなんにもなかったような平和。
特に、茗子は、もちろん、どこかやるせないところはあるけど、復活が早い。光希ちゃんとは対照的。回想するシーンでは、やはりいろいろとあった事を思いだしますけど、実は、目立たないところで、桃井先生も同じく寂しいい思いをしているのがつらいですね。桃井先生の場合、茗子と違って一人なでがんばってるのがなんとも。
カリヨン牧場、那須、塩原あたりですかね。ずーっと、こんなんだったら、いいのに。修学旅行の事を思い出すのは、修学旅行が楽しかったからなんだろうな。馬の襲撃事件があって、遊の株が確実にあがったな。ちっ!
見所は、光希ちゃんのお弁当。確かに形は、ブキだった。でもおいしそう。茗子と亜梨実、意外と仲いいじゃーん。
ところで、銀太と亜梨実、ちょっと怪しくなってる。絶対怪しい。
<アイテム>占いとかゲームもできる電卓が登場。
大杉駅さん
17話でまたひと騒動終わって、ちょっと前の話を引きずりながら、次につながっていくという伏線を張る話だったのでが今回は次への伏線も張っているのですが、やっぱり、今までのまとめの意味合いが少し強いでしょうか。
次へつなげる伏線といっても思いつくのは『光希と遊が恋人同士になりそうかなあ・・』ぐらいで、今までのまとめのように茗子の『恋は思い通りにならないね』が響きます。
あんまり書くとママレな心理科のネタがなくなっちゃうのですけど、(笑)やっぱり、ストーリーを書くときに悩みます。これは感想に書いて、これは心理科に書いて、これはストーリーに書いてって分けないといけないんですよ。
あっ、18話の感想にあんまりなってないや。(笑)
さくらひ
ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内) |
恋に傷付いた茗子に対し、「なぐさめる言葉などみつからない」と悩む光希。けれど、なぐさめることなど必要無いのだ。今の茗子にどんな言葉をかけたところでそれは、なぐさめになんかなりはしない。光希がすべきことは、茗子の親友として今までと変わりなく接して支えになってあげること。ともすると自分の世界に引きこもりがちな彼女を、学校でもプライベートでも、みんなと一緒の空間に引っ張っていってあげることだ。彼女の悲しみを癒せるのは時間だけだし、おざなりな言葉など何のなぐさめにもなりはしないのは明らか。それよりも光希の屈託のない元気な性格が、必ずや落ち込みがちな茗子にとっての大きな励ましとなることだろう。光希がいてくれるから、茗子は自然体でいることができるのだ。それは、今までもそうであったし、これからもそうなんだ。 だがそれにしても茗子は強い女の子だと思う。謹慎が解けた日、堂々と登校する彼女の後ろ姿は、プライドの高さに見合った気丈さが見受けられる。このことは同じ性格と断言して間違いない、遊にはわかっていたようだ。たとえ悲しくても後退はしない。周りがいかにあれ、自分は自分でいられる強さを遊もまた、茗子の内部に感じとっている。両者は似ているだけに互いを理解できるようだが、これまでのところそれ以上踏み込んだ付き合いをしていないところが面白い。わかることと接触することとは別なのだ。特に、他人に内心を探り見られることが嫌いな同志だから、あえて直にかまおうとしない。そういうスタンスがはっきりしているからこそ、遊はどこまでも光希の行動を通じて茗子を力づけようとしているのだろう。私としては、遊と茗子がもっとお互い本音で語り合う機会を持ったほうが面白い結果を生むと思うんだけどね、そうもいかないか。(余談だが、ママレ当初は私、遊と茗子のペアで決まりかな、と思っていたの…) え〜、ほんでもってみんなでカリヨン牧場に出掛ける件だな。例によって遊君攻略の為の亜梨実の積極的なアプローチが炸裂しているが、残念ながらいかなる謀略の手を尽くそうとも、すでに出来上がっている遊と光希の信頼関係には踏みこめないようだ。その事を薄々感じつつある描写が随所に見られ、ちょっと悲しい。亜梨実には幸せになってほしかったんだが、現状では彼女の力では光希を乗り越えることができそうにない。遊君が求めているのは、管理できる可愛い女の子なのだ。そして彼はお子様の面倒をいちいち見ることにほぼ生きがいを感じている。変わった奴だと思うが、それが趣味だとしたらしょーがあるまい。んでもってもう一人あぶれているのが銀太だ。そもそもカリヨン牧場へ茗子を連れていこう! と言い出したのは彼なのに、一番貧乏くじを引いているのがかわいそうだな。五人で遊びに行ったりすると一人あまるのは鉄則なので、グループ交際は偶数で、っていうのがセオリーなんすけどね。ううう、若き日の苦い経験が……(今でも若いけど) どうやらもう、全回の話しで遊君が光希ちゃんの保護者としての役割に立つ構図は出来上がってしまったようである。遊がいないと光希は肝心な時に何もできない女の子なのだ。悲しい時、辛い時、自分自身を支えることすらかなわない女の子は、誰かにいつも側に居てもらって力づけられなくては生きていかれない。なんとなく光希のお子様としての本質が見えてきたし、こんな情け無いヤツに銀太のようなイーブンで相手と付き合おうとする実直な青年をあげるのは勿体ないと、私は感じはじめている。銀太みたいないい奴を今更光希の保護役に仕立てたくはないし、また下手に構っても振り回されるのがオチで気の毒だ。光希は……頭ごなしに「馬鹿!!」と言ってくれる男の胸で泣いていたほうがいい。きっとそういうことが言いたいにちがいない。だけど茗子、「恋ってなかなか思い通りにならないものね」と銀太・亜梨実ペアの耳元で囁いて自分だけスタスタと歩き出すのは……ちょっと非道じゃないこと? |
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